
夫婦問題が起きた時、
身近な誰かに相談したくなりますよね。
親だったり、友達だったり、
自分と同じように夫婦問題を経験したことのある人だったり。
一人で抱えているのが苦しくて、
「誰かに聞いてほしい」
「どうしたらいいのか教えてほしい」
そう思うのは、とても自然なことだと思います。
でも実は、
「誰に相談するか」
これ、結構重要なんです。
なぜなら、夫婦問題で悩んでいる時は、普段よりもずっと心が弱っていることが多いからです。
離婚という言葉が出てきたり、
相手との関係がうまくいかなくなったり、
「この先、どうなるんだろう」
と考え始めると、仕事や家事をしていても、頭の中ではずっと夫婦のことを考えてしまう。
眠れなくなったり、食欲がなくなったり、
何をしていても気持ちが晴れなかったり。
離婚は、人生の一大事ですからね。
そんな時、一人では抱えきれなくなって、
「誰かに助けてほしい」
そう思うのは当然だと思います。
そして、自分でもどうしたらいいのか分からない時だからこそ、相談した相手から言われた言葉が、とても大きな力を持つことがあります。
「絶対、離婚した方がいいよ!」
「子どものためにも、もう少し我慢した方がいいよ」
「そんな人とは別れた方がいい」
「もう一回、ちゃんと話し合った方がいいよ」
そんなふうに力強く言ってもらえると、迷っている時ほど、
「そうなのかもしれない」
と思いますよね。
「こんなに親身になって考えてくれる人がいる」
そう思えるだけでも、救われることがあります。
私も、それ自体が悪いことだとは思っていません。
ただ、ここで一つだけ、考えてほしいことがあります。
その人が教えてくれた方法は、本当にあなたに合っていますか?
ということです。
その人の「正解」が、あなたの正解とは限りません
夫婦問題は、外から見ただけでは分からないことがたくさんあります。
家族構成も違います。
子どもの年齢も違います。
夫婦がここまで過ごしてきた時間も違います。
今、何が起きているのか。
なぜここまで夫婦関係がこじれてしまったのか。
そして何より、
あなた自身が、これからどうしたいと思っているのか。
それも、一人ひとり違います。
だから、
「私はこうしたらうまくいったから、あなたもこうした方がいい」
という方法が、そのままあなたにも当てはまるとは限りません。
100組の夫婦がいれば、
100通りの夫婦の形があります。
だからこそ私は、
相談する相手は、少しだけ選んでほしいなぁと思っています。
これは、
「親には相談してはいけない」
「友達には話さない方がいい」
ということではありません。
苦しい時に、一人で抱え込んでほしいわけでもありません。
むしろ、人生の一大事だからこそ、
誰かの力を借りてほしいと思っています。
ただ、心が弱っている時には、いつもなら「それはその人の考え方だよね」と思える言葉も、自分の答えのように感じてしまうことがあります。
だからこそ、
誰に相談するのか。
そして、
その人の言葉を、どう受け取るのか。
そこを少しだけ意識してほしいのです。
これからこのブログでも、
「親」
「友達」
「離婚や夫婦問題の経験者」
「子ども」
それぞれに相談する時に、知っておいてほしいことを一つずつお話ししていきたいと思います。
どれも、
「相談してはいけない」
というお話ではありません。
ただ、それぞれの立場だからこそ、少し注意してほしいことがあります。
あなたが誰かの答えに流されるのではなく、
最後は、自分自身が納得できる答えを選ぶために。
そのための一つの参考として、読んでいただけたらと思います。